とらぴでにたくさん

好きな時に好きなものを好きなように好きなだけ!

妄想は人の自由だよね!

TOKIO 20th Anniversary Live Tour HEART DVD感想

 

衝撃の発売2か月後の感想文

 

我ながらびっくりだ。確かに遅筆なんだけど。

一応先行でPixivに感想メモをアップしてたのですが(ちなみに今から1か月前つまりはこのメモすらも発売1か月後)それからどうまとめたものか悩み続けて今に至っております。馬鹿ですかね。

とりあえず今更ながらもう1回販促かけておこうかなと。大丈夫、初回盤と通常盤で中身に違いはないから(BD盤はそもそも通常盤だけ)今から買っても問題ない!ちなみに今回の感想はDVDの感想です。BDは買ってない。つーかうちのレコーダー壊れて今BD見れない。

先に一言でまとめるとしたら「テレビの『TOKIO』が好きでライブに行ってみたくなった人ならきっと楽しめる」ライブDVDです。テレビのTOKIOの良さと、ライブのTOKIOの良さが詰め込まれています。ただしMCはないけど

ではちまちまと書いていきたいと思います。お付き合いください。

 

まずはオープニングですよ。

TOKIOのオープニングはどちらかというとOvertuneといった具合でそんながっつりと演出があるものではないんですよね。バンドだからつりさげるわけにもいかないし

それが今回は20周年ということもあってでしょうか。それとも最初の曲の空気ゆえでしょうか。凄くあったかいオープニングだったんですよ。

名前がスクリーンに映し出されていく毎に1人ずつ増えていく。海の中のようなブルーの照明が照らし出す中、柔らかい長瀬のギターの音が響く中で順番に。最後にリーダーが出てきて、ツアーロゴが出てきて。

それを歓声で迎えたら、ふっと無音になったと同時に長瀬への真っ白なスポットライト以外が消えて、星を背負う。

そして長瀬のギターから始まる「Yesterday's」

 

10周年ではライブの中盤に挟んだこの曲。
長瀬のギターソロから始まり、2番からメンバーの演奏が加わり、最後に長瀬の歌声で〆る。この流れもほぼ同じ。
だからこそ、10年の歳月の中で5人が確かに成長したことを感じるんです。
実は少し変えているアレンジも、細くしなやかな高音も、太く支える低音も、全てが10周年からの10年、10周年までの10年を感じさせるんです。

20周年ライブの幕開けにふさわしい演出と歌でした。

 

そこからバシッと変わってfuture→花唄の流れね!
季節が違っちゃうのがちょっと残念なんだけどやっぱり武道館に花唄は合うよ!
最強だよ!
そりゃ皆でラララ~で歌うよ!楽しいよ!
あ、私はこの辺のリーダーの衣装がかっこよくてかっこよくて個人的な趣味にもドンピシャで現地はもちろんDVDでも視線でなめまわすように見ております。ああああ白シャツ黒ベスト白シャツ黒ベスト白シャツ黒ベストマジかっこいいあの無駄に長い脚が映える黒ズボン最強です本当にありがとうございますこれで髪長ければ(そして後ろで一つに縛ってれば)完璧でしたが今でも十分神ですむしろ完璧になったら私の心臓がもたない。

失礼しました。

挨拶MCが入るようになってライブDVDの楽しさはより増したと思います。
が、やっぱり20周年でライブビューイング待ってました。楽しみに待ってたんですがなかったのが悔しいです。こうしてみてるとなあ…まあ最高は現地なんですけど。
ところで、リーダーの

「20年経ってもアイドルです!」

って挨拶がやっぱり最強の回答だと思うんです。
たとえどんなにアイドル?って言われても、彼らはアイドルなんですよ!と声を大にして主張したい。ジャニーズらしくはないかもだけどアイドルには変わりないんだよ。

後、やっぱり太一の男らしくややアイドルっぽい低音で煽るの良いよね。
んで「関係者ぁ!」からの一瞬だけシーンとしてファンの苦笑でざわわってなるのが好きです。
関係者を乗せてみよう、そして乗ってくれなかったらいじり倒そう。
そんな小学生ときおが可愛いです。
そして「しまっていこうぜえええええ!」と言われたらそりゃいぇあああああ!って叫ぶよね。そりゃ叫ぶよね明日の家族への言い訳(主に筋肉痛と喉痛に関する)を一瞬考えて後回しにするよね

松岡の自分でドラムロールしてからの築地よろしく「いらっしゃーい!」な流れは今後もぜひとも続けて頂きたい。松岡があんな感じでいらっしゃーい*1って挨拶してくれる小料理屋あったら絶対贔屓にする。いきなり話がずれた。

それはそれとして。

挨拶挟んでの次はLOVE,HOLIDAY
結果的に2014年唯一のシングルとなったこの曲ですが、20周年のTOKIOのお祭り感を代表する名曲になったなと思います。
パフォーマンスとしてはこのDVDのがいい感じかな。冒頭で長瀬のカウント出しから演奏始めるのとかほんと楽しい。
ただ映像としては1日目の音源2日目の映像、なのか主にリーダー関係で音と映像が合致しない現象が起きています。それがちょっと残念。まあ実は過去にもちょくちょく起きてるのですけどね。せっかくの良ビジュなだけにとても残念。むー。

そしてここは最新シングルからデビューシングルという繋ぎ。

ということでLOVE YOU ONLY!

盛り上がります。
そりゃーあんだけ対外試合で盛り上がる楽曲なのです。
ホームど真ん中で盛り上がらないわけがない。
デビュー当初メンバーが可愛すぎない?といっていたデビュー曲でしたが、気が付いたらTOKIOの手持ちでも有数の強力な武器になっていました
これもよく聞いてるとデビューしたての時と歌割が変わってますし、演奏技術が向上したことで演奏そのものも力強くなっています。
1回昔のものから順番にラブユーだけを繋げてみたい。凄く成長が感じられるだろうな。*2

 

雨傘を挟んでのキーボード+ストリングスのみの美しい演出。青い照明の中、上から光が降りてくるそれはこうしてDVDで見ると余計に美しさを感じることができます。

降りてきた棒が邪魔だとライブ初期は割と不評でしたが、映像で見る時はやはりあった方がいいな、と思いますね。確かに現地だと松岡の顔はほぼ見えませんでしたが一階席にいたら大体そんなもんだし。別に松岡を見るための障害は棒だけに限った話じゃないやい。

棒とスクリーンと照明の組み合わせによる光の奔流、楽器を演奏するために動きが少なくなりがちなTOKIOには意外と合致するもので、過去にも多くの光の演出による神がかった映像が作り上げられています。

今回の「路傍の花」はその名作に並ぶことができるのではないでしょうか。

芽を出し、茎が伸びて花を咲かせ、種になって空へ向かう。それをこれほど綺麗に表現した楽曲はそう多くなく、今回の演出はその美しさを思う存分堪能できるものでした。映像ではなく、抽象的な電子系の光の演出が色々な事を想起させます。

 

「君を想うとき」は今までの演奏とかなり歌詞の解釈が違うように感じました。
今までは恋愛を続ける気持ちと別れを感じる事が多かったのですが、今回は「大切な人との恋愛ではない別離」を感じました。ふと、ツアーが始まる前に亡くなった5人にとってとても大切なあの人を思い出した1曲です。

これも光の演出が秀逸。特にイントロでセピア系のライトなどを駆使して若干モノクロに見せているのが特に映像だとよく分かります。DVDの映像では最後のリーダーがぼんやりと光とともにぼやけて見えて溶け込んでいくようでとてもとてもきれいでした。

 

スベキコトを挟んで、ゆったりした長瀬ソロから前半のラスト曲、「僕の恋愛事情と台所事情」に移ります。
そこから舞台が一気に明るくなるのと並行してするするするっと上に棒が上がってくんですよねwwこの演出結構好き。
この曲は全体通してリーダーのあざと可愛さが前面に出ています。1番のサビとか寝たふりしちゃうリーダーが可愛くて可愛くてそりゃもう可愛くてでも大サビのなんとなくトレンディドラマ系のリーダーも可愛くて私はリーダーが大好きです。(結局行きつく先はそこ)

 

で信頼と安定のMC丸々カットを挟み(余談ですが武道館の2日分を収録と聞いた時にTOKIOクイズ収録ワンチャンあるー!?と興奮したのは私だけではないはず)リーダー、太一、長瀬の3人による「Cadence」*3

セピアカラーの照明と3人だけのシンプルな音がとても心地よいです。

個人的にこれはDVDで見てほしい。というのも、BDだと多分綺麗すぎると思う(や、見てないけど)指先とか、そういう細かい所を見るならBD一択ですが、DVDだとセピアの光と画質が上手いこと合わさって絶妙に境界線を曖昧にしてるので映像作品としていい感じになってます。これは見てほしいなー。

 

何度も演奏してそのかっこよさが知れ渡ってる(と信じてる)Symphonicを挟んで、やってくるのは私が待ちわびていた

「ジャケット着た長瀬が歌う『宙船』」

でございます!
色々あるのか何なのか、何故か宙船をライブで歌う時高確率でTシャツジーパンだったんで、正直不満が大きかったわけですよ!CDのアレンジに近い形で、ジャケットというかスーツ着て歌ってこそ宙船の強さが光るんだと思っておりますのでね!今回も次の曲に合わせてのジャケットなんでしょうけどもうありがたい限りです。やっぱり長瀬かっこいーなー。
ちなみにリーダーはここで銀色ライダースに。ファンの間でミラーボールとも称されましたが何か無駄に似合っててかっこいいんで出来れば見てくれると私が嬉しい。

 

んで、物議をかもしたギターセッション丸々カットからの「リリック

私も最初見た時えええええええでしたし、入れてほしかったと今でも思ってますが、…まあ、DVDの容量的に無理だよねえ…BDだけでもいれておくれよう

演奏はほんと最高。構造としてギター2人→ドラム→キーボード→ベースと増えて全員が揃うんですが、こうやって生演奏になるとそれが良く分かる!

 

そんでもってJuliaですよ!

何か長瀬がジャケット脱いだら下のシャツ半袖でさー!可愛くてさああああ!何そのチョイス!可愛い!可愛いいいい!

城島山口の上2人がこの辺り…もうちょっと前からかな?アイコンタクトやら何やら多くてですね!このリセッタコンビが大好きな私としてはそれだけで興奮するし軽く呼吸困難です。

ただ、この曲に関して一番の注目ポイントはリセッタのアイコンタクトでもなければ長瀬の半袖でもありません。国分太一渾身のソロです。大サビ前の超・青春ボイスを堪能していただければ幸い。

 

そして大暴れ2曲です。

自分のために」は私も投票したので歌ってもらえてとても嬉しかったですね。飛ぶわ跳ねるわで脚と腕が死にかけましたけどね!
そしてここで気づく。太一、お前も半袖か。
映像だとなんかもう萌えしか詰まってない!ぎゃあああああかわいいいいいいしか言ってなかった。この辺に関しては前述のPixivにアップしたメモの方が興奮が伝わって良いと思います。あのメモDVD見ながら書いたんで。

すっかり定番「SONIC DRIVE!」ですが、とりあえずTOKIOに言いたいのはグッズのタオルをスポーツサイズにはしないでほしいということですね!
回すのめっっっっっちゃくちゃ疲れた!
もし同じサイズなら太一はスポーツタオルをあの形で片手で回しながらサビでキーボード弾いてたんだな!?TOKIOの体力腕力ない方とか絶対うそだろ!きっと絶対一番スタミナあるはずだ!

あ、この曲結構しっかりファンの声が入ってるんですが、ジャニーズ比で男子が多いとはいえ女の子比率が高い会場のはずなのに何か妙に声が太いという。競泳での応援をふと思い出したのは多分きっと私だけ。

 

一息ついて、本編最後のあいさつ。
ここがDVDに入るようになったのはPLUSライブからですが、その中でもだいぶ空気が違うなと。長瀬やメンバーの空気は何も変わってないと思うのですが、ファンの空気が。色んな人が来て、色んな人がTOKIOを知ってくれて、でもちょっとずつ色々と譲り合っていけたらいいなあって思った映像でした。

本編最後。「ハート」です。

これねえ、5人だけで歌ってるんですよ。舞台に5人だけなの。それまでペンライトやバンクルライトを上げてたファンも殆どが下げてて、光があるのが舞台だけなの。このシーンが本当に好きなんです。
20年の先の未来を一緒に約束する曲。大事に大事に受け取れたかなとちょくちょく自問するのですが、その時はこの映像を見るようにしています。何かの答えを探すように。

 

さあ!いつもの!TOKIOです!

と言わんばかりのアンコール明けでございます。長瀬のカリスマ性とTOKIOファンのノリの良さがとてもわかる楽しいやり取りの後、嵐はじめ後輩たちが遊びに来た「JUMBO」が始まります。

まあ実は映像化で物議かもしたのは「JUMBO」前のこの後輩呼びだすシーン長すぎじゃね?ここ切り飛ばせばリリック前のギターセッションとか長瀬のハート前のあいさつとかしっかり入れられたんじゃね?ってことだったんですけど。

このライブは20周年のお祭りの締めくくりライブ。必要だったのはお祭りに来てくれた面々の紹介だったのかもしれません。とりあえずお祭り感が出まくってたので良いということで私は納得しました。

 

まあ、最後はメンバーの紹介でもしましょうや、ということで「城島SONG

松岡達からの「リーダー次第だよお?」からの遊び気味なギターソロから、唐突に切り替わるクッソかっこいいイントロな!つーか歌詞で遊びまくってるからわかりづらいだけで城島SONGはインストが無駄にかっこいい。そのギャップが大好きだー!

で、ここで例のサプライズがあったのですが、…まあ、その顛末はDVD見てください。これは本当に楽しいから正直あのサプライズシーンだけでも公式がアップすればいいよ。あの空気をちょっとでいいから味わってほしい。やっぱりTOKIOTOKIOです。

 

ちなみに演奏終わって、リーダーの「We are TOKIO!」にYEAH!って叫んでからのメンバー退出があって、(今回収録されてないけど)液晶にエンディング映像みたいなのが流れてたんですよね。それのBGMがLOVE,HOLIDAYだったんですよ。で、そのサビ部分は多分どの会場でも大合唱だったんですよ。DVDでも収録されてますけど。あれね、やっぱりサビが本当にわかりやすい曲だからこそ自然発生的にできたのかなと。そういう点も含めて、長瀬は本当に良い曲を20周年に作ってきてくれたなあって改めて思いました。

 

DVDのエンドクレジットはマボ主体・リーダー山口ハモリ、ファン参加のカラオケ音源による「LOVE YOU ONLY」です(笑)

個人的にはこのアンコールのマボリサイタル収録で色々な不満をとりあえず投げ捨てました。

本当に最後の最後はリーダーによる一本締め*4でおしまい。今回のツアーの各会場でやってきたようなんでもし特典映像があったらそれの口上付一覧が欲しかったかな。

 

DVD・BD共通で134分。DVDの方だけで考えると正直限界容量ギリッギリまで詰め込まれています。ぎゅううっと詰め込まれた20周年のお祭り感を心行くまで堪能してください。

 

そしてTOKIOさん、新曲待ってます

 

 

*1:ドラムロールは抜きで。流石にね

*2:ちなみに私は資料をあまり持ち合わせてない。ので他力本願

*3:ツアー前半ではSouhtendだったんですよね。何とか隠しとかでもいいから収録してほしかったです。

*4:本当は一丁締めなんだけど意味が通じればいいのです