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2015年12月30日「60分漫才+月刊エリートヤンキー最終号」

懐古は年内に終わらせてねって西島さんに言われたけどその時手元にPCなかったんだ許して!

 

ということで、12月30日に行われましたエリートヤンキー解散ライブ、「60分漫才+月刊エリートヤンキー最終号」に行ってまいりました。通しパスではなく、これ1本に絞っての参戦です。

2015年は2014年に続きまた多くの若手芸人の解散を聞く年となりました。その中で、年末解散ラッシュの口火を切ったのがエリートヤンキーでした。

ずっと好きでした。単独や60分漫才こそ日程がまっっっっったく合わなかったため行けなかったですが、∞ホール時代は可能な限り見に行ってましたし、神保町花月での舞台も何度も見に行きました。初座長の「ハナフブキ」は結局3回見に行ったのかな(今思うと良くチケット取れたと思う)

仲がいいのか悪いのかよく分からんコンビではありましたが、アドリブ満載の漫才は彼らにしかできないと自信を持って他の人にお奨めできましたし、絶妙なテンポとやり取りの相性は素晴らしいものでもありました。私個人としては最も笑いのツボが合致するコンビだったので余計に見てて楽しかったです。

そんな彼らの、オール新ネタの解散ライブでした。

 

ネタ順は大体こんな感じ。

・ピーマンを子供に食べさせるには

・刑事になって「かつ丼食うか?」って言いたい

・外国人留学生のホームステイ先になりたい

・みのごろう王国(橘ボケタイム)

・ラーメン屋になりたい

・交換日記(観客からもらったお題「日記」で即興)

ネタ作った当人もかつ丼辺りで言ってましたが、とことん料理系のボケが多かったです。みのごろうと交換日記以外は全部何らかの料理ボケが混ざってました。もう料理がそのまんまネタになってたのもありますけど。何かそういうサイクルだったそうです。

 

個人的に一番好きなのはピーマンネタかなあ…ピーマンを食べさせるためにどうするかって話で、まず最初に「気絶させて食べさせれば何もわからないよね」っていきなり黒いネタが飛んでくる辺りがほんと楽しい。その後「味を解らなくさせる」ためにどうするかってボケがゆるゆる続くのも楽しい。ただあの間のでかさはファンしかいない舞台じゃないと厳しかったろうな…

でも一番お腹痛くなるくらい笑ったのはホームステイ先ですね!みのちゃんに外国人か宇宙人やらせたら完璧であることが証明された。にしじの笑いがこらえきれてなかったもん。名前(「ミノル・ステディ・モモモーモ」多分これもみのちゃんのアドリブボケだな)にツボってえっらい長くこれ引っ張ってた。こっちもその引っ張り方とみのちゃんの乗り方が完璧すぎて呼吸困難レベルで笑いました。靴脱がせて電車乗ったり狭い部屋に閉じ込めたりまきびし撒いたり本物の日本刀持たせてみたりのやり取りがみのちゃんボケテンションっぽかったのにひたすらツッコミながらで、ますますにしじのドS顔が光っててね。でも名前のインパクトがネタの半分くらいの勢いを持っていった気がする。楽しかったけど。

みのごろう王国はもうにしじがみのちゃんのボケをひたすら楽しそうに見てるのが印象的でした。君ほんとみのちゃんのボケ好きね。この日最高潮に「漫才中に素で笑うにしじ」を堪能しました。実際面白かったんですが下ネタ率が地味に高めだったのと、中々にネタが黒くてね。いや好きだけど。好きだけど!これで心底楽しそうなにしじが本当にわからなかったです。私はファンだし好きだけどそこまで楽しいのか…

で、ラーメン屋ネタの後に10分時間がある!ってなって、それで客席からお題貰ったんです。それが「日記」で、そこから交換日記って即興が始まったんですね。お題貰ってネタ始まるまで1分無い位でしょうか。

交換日記は彼らがコンビを始めた日付から始まりました。

9期の仲間の名前を出しながら、昔のエピソードや座高ネタも交えながら、二人のボケ合いのような即興の日々が続いていきます。

最後、西島さんは「これが最後のボケです」と言って〆ました。それに対して、橘さんはツッコミを返しませんでした。「ツッコんでよ」という西島さんの言葉も柔らかく笑ってスルーしました。

でも、まとめの言葉は橘さんが言いました。

 

これで、エリートヤンキーの最後の漫才が終わりました。

 

 

そんなしんみりテンションもどこへやら、月刊エリートヤンキーはトークライブのはずが西島さんの独断(なんと橘さんにすら黙ってた)でコーナーライブになったんですけどね!しんみりなんてさせないぜ!笑って終ろうじゃないか!

ということで、ガチの賞金かけてのコーナーライブ、全員同期なのでまーゆっるゆる且つ爆笑ものの楽しいライブでした。平場に強いゆったり感はこの日もとっても強かった。割と久々にエレベーターマンション見れてちょっとほっとしたところもあり、えんにちは相変わらずみててほっこりするなあと思い、天狗は帰ってからネタ探しの旅に出ようと決意し、囲碁将棋は私にとって壁(身長的意味で)であると実感したライブでございました。滝野さんは思ってたより小っちゃくて、「この人にしじの一月の相方だよな…あれ、にしじって結局ちびっこを相方に選ぶの?」と真面目に疑問に思ったりもしました。みのちゃんと並んでる姿は可愛かったです。ガチテンション悪くないよ。

 

こんな感じのライブでした。

しんみり感は交換日記の即興漫才と、コーナーライブに出てきたゆったり感中村さんの「解散反対」タスキと、コーナーライブ最後、幕が閉じる間際に見えた囲碁将棋文田さん根建さんの切ないお顔位でしょうか。そこでようやく「ああ、エリヤン解散か」とわずかながら実感がわいたほどです。

それだけ、ただただ楽しいライブでした。

解散ライブってしんみり感が強いものかもしれません。けれど、彼らの解散はこれで良かったのだと思います。

笑って楽しく終わろう。

私達は、本当に本当に楽しかったです。

 

今までありがとうエリートヤンキー

みのちゃん、にしじ。これから頑張れ!