どもです。皆様艦これイベント進んでますか？自分は苦節30回のラストダンスの末にようやくボスを叩き割ることに成功しました。なおグレカーレ…E3-1は基地と雷撃大暴れによるＳ勝利→ドポンコツ基地から立て直したＡ勝利（ボス削り1%）→空襲と初手で的確に大破2隻にしてくる空母夏姫様により撤退のコンボを引いたのでちょっと資材集め中です。バケツが危険水域。
さて今回も前回同様シャドバのお話ですが、エルフクラスに限ったものではなく、鋼鉄の反逆者（以下STR）から全クラスに追加された「機械軸」を振り返ろうというお話。
次のパック「森羅咆哮」から、全クラスに新たなデッキタイプ「自然」が追加されることになりました。既に発表されているものを見る限りでは、機械軸と同様ある程度のテーマ性は統一されているもののクラスごとの特色が見て取れるカード群となることが分かっています。
というわけで、「全クラスに一気に追加された」「ストーリー派生の軸」という点で共通点がある機械軸を改めてさっくり振り返ってみようという趣旨の記事です。たぶん今後機械増えないんだろうな、っていうこともある。
さて、各クラスの機械軸はそれぞれ特色がありますが、特に重点が置かれた要素という点で見るとおおむね3つの要素に振り分けることができます。
○展開
対応クラス：ヴァンプ、ロイヤル、ドラゴン、ネメシス（純正）
とにかく数を展開していくカードが多いクラスです。ニュートラルのカードではマシンエンジェルが該当します。最も典型的に解り易いのはヴァンパイアでしょう。悪夢の始まりにスネイクテイマーとお手軽展開カードが多く、それが最終的に全部打点に繋がるというとんだ完成度のデッキタイプです。そらTier1居座るわ。単体パワーが異常に高かったためにスレイなど一部を除いて別の軸に出張することも可能であったことも付記しておきます。
ロイヤルもヴァンパイアほどではないですが展開を打点に転換することが得意なクラスです。炎獅子の大将軍、そして今季でローテ落ちとなりますがレイサムの存在もありました。ただ上がってこなかった理由としては、ロイヤルクラスそのものが現環境で最もカードのタイプが多く、また全てシナジー要求であるためにデッキ構築の段階からまとまりが悪いのが大きいでしょう。この点はヴァンプと大きく異なる点と言えます。
ドラゴンの機械軸はいわゆるアグロタイプで埋め尽くされています。一時的にフェイスドラゴンがいたのもそれが理由でしょう。また展開をパワーに変えるカードとして竜の財宝が追加されたのは重要です。しかしアグロタイプにしても総じて火力が足りておらず、展開にしても中途半端で、残念ながら全機械タイプで最も勝ち筋が弱いと言わざるを得ないのが現実です。
純正の機械ネメシスを組んだ場合、ネメシスの機械軸はおおむね展開や大型押しつけに特化したデッキタイプとなります。ベルフォメットでデッキをごりっと大きいカードだけにするのでネメシス本来の動きからは程遠くなるのですが、全く新しいデッキタイプになっている、という点である意味最も新規開拓に成功したクラスとも言えるでしょう。
○除去
対応クラス：エルフ、ウィッチ
単純な機械軸のカードでの除去性能、それも機械神含むランダム打点に頼らない除去性能ではエルフが頭1つ抜けています。現在の機械エルフはここにメイまで含んだ除去の豊富さを武器にマシンクロー、オムニス、愛の奇跡といった疾走打点で相手を削り切るデッキタイプです。
ウィッチはpp回復とゴーレム、生命体を駆使した盤面除去とリソース維持が最大のパワーにして魅力。コンボによる除去で手札管理とある程度の引きは必要になりますが、機械神がなければ…といったことが少ないので手札さえ回れば安定しているデッキタイプと言えるでしょう。自前で疾走を持ち、更に盤面処理以外にバーン手段も豊富なのでコツコツ顔を詰めるのが得意です。
除去にかなり寄っているこの2クラスですが、機械でも機械以外でも疾走・バーン手段を持っていることが除去得意の特性と噛み合っているといえるでしょう。特に機械ウィッチは手札から出せる打点が（細かくて良いなら）全クラス随一なのでTier1にいるのも当然と言えるかもしれません。
○既存タイプの強化
対応クラス：ビショップ、ネクロ、ネメシス（AF）
リペアモードの手軽さゆえにエイラとの組み合わせが尋常じゃなく多いビショップの機械軸ですが、そうでなくてもリモニウムの救済が多くのデッキと合わせやすく、よっぽどフォロワー極小にしているデッキでない限りは腐らないといえます。純粋にビショップクラスの多くのデッキのパワー底上げを担っているという意味でとても長く使えるカード群とも言えるでしょう。
ネクロマンサーは単純に機械軸が墓場を稼ぎやすいという点でネクロマンスを多く必要とするデッキタイプとの相性が良好です。というか純正機械を考える場合つかの間の幸福の仕様上便利な低コスト機械カードの大部分が採用不能なためむしろ既存デッキにアクセントとして機械を突っ込んでいく方がずっと輝きます。
この2クラスの機械はネクロの部分で書いた通り「純正機械と既存タイプ強化なら後者の方が強い（というか前者が弱い）」ので純正機械デッキで組まれることがとにかく少ないクラスです。
ネメシスの場合純正機械は別に弱いわけじゃなくむしろ強いのですが、それよりも機械軸のカードがほぼAF関連で固められているためにAF軸に必要な機械カード突っ込んだ方が圧倒的に強く出られます。特に上方修正を貰った機械の加速兵はアンリミで通用するレベルのパワーになっており、機械のカードというよりもはやAFのパーツとしての存在価値の方が高いほどです。
まあこうぶっちゃけますと勝ち負けがはっきりしたデッキタイプになってしまった機械軸でしたが、自然軸の方は果たしてどういったタイプが生まれ、そして覇権を取っていくのでしょうか。なんかウィッチとビショップやばそうだよね。
シャドウバースはなんやかんや好きで続けてますので、これからも「まーたカードゲームじゃなくてシャドウバースやってるよ」になるカードもいっぱい出るんだろうなと思いつつも楽しくやっていけることを祈ってます。エルフはたぶん自然軸より前に豪リノが暴れまわる未来が見える…
