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【今年も】第98回箱根駅伝をテレビ観戦したよレポートもどき備忘録【色々すごかった】

あけましておめでとうございます。本年もゆるりとやってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

というわけで陸上オタ的には箱根駅伝が終わりひとまずの年越しを無事に迎えることと相成りました。よかった。精神が割ともつか怪しかったですが楽しかったです。

てなわけで今年も自身のtwitterのツイートを参考に自分の最推しチームである東洋大を中心とした感想文という名の備忘録を置いておこうと思います。

 

あ、今年もテレビ観戦だった通り公式および各大学より

「現地での応援自粛」

が呼びかけられておりました。某議員という立場らしい馬鹿をはじめとしたおよそ60万人が現地応援しやがったようですがそれらは人情と公衆衛生を理解できない物体なので同じようにならないよう皆さんはちゃんと言われたことは守りましょうね。

 

さて、改めて書いていきます。なお一応言っておきますが自分でもびっくりするくらい発狂していたのでだいぶぐちゃめちゃです。あと可能な限り排除に努めますが日本テレビのテレビ中継に対する殺意が隠しきれていないと思われます。ご容赦ください。

 

〇1区

中大・吉居くんによるスーパー大爆走により後ろのグループが仕掛け所難しくなった1区。うちの児玉君はなんやかんや頑張りましたが流石に序盤からちょいちょい仕掛けておきながら最後まで末脚残す余力はありませんでした。12位でのリレーとはなりましたが前とはそこまで大きく差が開かず、今年も比較的走りやすいところで松山君に繋ぎます。まじでよくやった。頑張った。

吉居君は本当に素晴らしいタイムでしたね。61分切る時代が来るとは思わなかった。それでも2位~5位が1分足らずで到達したってのを考えると、今思えば今年の豪速駅伝はここから始まっていたのですね。

 

〇2区

今年も恐ろしいほどに松山君が映らなかったためずううううっとうちのこ映してえええええ!って叫んでました。知ってるか、集団通過だった定点とタスキリレー以外マジで1度たりとも映らなかったんだぞ松山君。順位がアレだったからってのは否定せんけどさあ…(※途中ムルワくんたちと一緒にいたんだけど角度が悪くてほぼ見えてない)そんな中でも区間5位日本人2位で2区をクリア。他の選手がタイムを落とす上り坂で前の選手をなぎ倒す松山君の謎ワープが今年も発動、冬将軍による安定2区攻略と相成りました。続報箱根駅伝で同タイムだったヴィンちゃんだけ書かれて松山君ハブだったの許さないからな。

区間賞は全部の留学生をなぎ倒した駒澤・田澤君。流石の一言ですよ。

 

〇3区

信頼と安定の定点以外映らない。まひろんちびっこだから輪をかけて映らない。そんな映らなくてやきもきファンが胃を痛くしている中、一周回って目立たなさを利用した死んだふり作戦?が大成功。9位で受け取ったタスキを6位まで押し上げて持ってきました。うちの子いい子過ぎません?

ちなみにこれ以後うちの子でわーわーしか言ってなかったので他大学の様子は皆無です。

 

〇4区

初出場となった木本君。積極的に飛ばしているなあって思ったけど、飛ばしすぎだったようです。10キロを過ぎてから一気に耐えきれなくなってシード圏外まで後退してしまいました。難しいレースとなってしまいましたが、これも経験。最後は諦めずに一つでも前にと進んだ姿はぐっときました。萎縮せずに次を目指して頑張ってほしいですね。

 

〇5区

我がチームの誇る主将・宮下君。そのラストイヤーとなった今大会、本当はもう少し楽な位置で走らせてあげたかったというのはチームの総意だったと思います。言っても詮無いことなのでまたもシード圏内への帰還を託す試合となってしまったこのレース、なんとテレビでは小涌園前以外の定点をCMで飛ばされ、それ以外での中継も殆どなく、早川の前、小涌園前以外はゴールまで情報ゼロの中で日テレに呪詛を飛ばす1時間でございました。今回のタイムは平凡だったとはいえ現記録保持者そのラストラン、しかもシードラインを挟んだ集団をここまでスルーしやがるとは思ってもみませんでしたね。それでもゴールの後、すっと美しくコースに一礼した宮下君の清々しさは荒んだファンの心に癒しの涙を落したのでした。

ちなみにうちよりひどい目に遭ったのが東海大で、4区終了時17位、ゴール時10位と大躍進を遂げたにも関わらず小涌園も後ろ姿のみというえげつないすっ飛ばされ方をしており、その結果昨年細谷並のごぼう抜きを映し損ねるという大失態が繰り広げられておりました。

 

〇6区

復路のスタート、氷結と霜で難易度が高い山下りとなり、タイムも復路の中では比較的平凡。といっても58分台が頻発している辺り普通にクソ速いのですけども。ん?中継ですか?うちの子は信頼と安定の映らないだったよ!シード争い煽っといて9位のチームの定点芦ノ湯(最初のやつ)しか映さないって矛盾もいいとこだなと思ったけど最後のペースアップは映してくれたのでちょっと許す。九嶋君は昨年からタイムをしっかり縮めて成長が伺えるタイムとなりました。が、多分彼は走力と本人の配分能力でゴリ押しているだけなのでなんとか来年は山下りの専門家が欲しいところ。

 

〇7区

東海は先に行き、法政はでっかい、梅崎君ちっこい。というわけでしんだふり作戦発動!ちなみにこの区間今大会で最も東洋を映してもらった区間なのですが、法政の子がでかいというかうちの子ちっこいので集団を映してもらう機会こそ多かったもののあんまり映ったとは言えませんでした。しかしそれでも見事なビルドアップが決まり、一時は10位並走まで落としたタスキを9位に押し戻して繋ぎます。この後半上げる走りは本当にかっこよかったですね。1年とは思えないクレバーさでした。

 

〇8区

競り合いをしていたのが良かったのか位置が良かったのか、定点外でちらっちらっと映ってた蝦夷森君。しばらくは國學院と並走しますがぐっと前に飛び出してどんどん前を追い、7,8位が4秒差にいる9位というところまで追い上げてタスキをつなぎました。4年生の力は偉大です。往復に1人ずつしか配置されなかった4年生は各々がしっかりと仕事を果たしました。前田君へのリレー時、「頼むぞ!」と叫んだ姿はおそらくほとんどのファンが涙したのではないでしょうか。

 

〇9区

蝦夷森君の激走により7位集団形成が可能な状況、な上に、実は3位も1分ちょっとまで詰まっており、復路の前に酒井監督がおっしゃっていた「3位以内」の可能性が出てきました。とはいえ前にいるのは駒澤や東京国際、創価といった実力者を揃えたチーム、そう簡単には追いつけない。しかしうちだって準エースの前田君です。安定感が売りですが今度こそ爆発してもらいたい。蝦夷森君のあの叫びも後押しになったのでしょう、序盤からかっ飛ばし、終盤も耐えに耐えました。最終的に後ろから大爆走してきた國學院・平林君に後れを取りはしたものの、5位となった國學院も見える、6位の東京国際には並ぶ位置で最終10区へとつなぎました。叩き出した記録は東洋大新記録の68分59秒。前田君は本当に、うちの自慢です。

そしてここは最後のタスキリレーポイント。ここまで繰り上げ無しで繋ぎ、そしてここも繰り上げとならず、初出場ながらタスキをつなぎ切った駿河台大学。戦国も戦国のこのさなかでよくぞ繋ぎ切ったと思います。おめでとうございます。

 

〇10区

集団でためてラストでちぎれば5位は堅いな。ファンはそう思っていました。しかし清野君は違いました。『3位が狙える』彼はひとり前を追い始めます。正直多くのファンは不安に思ったでしょう。私も思いました。何せ彼は今季殆どレースに出ていません。10区は23キロあります。これだけ飛ばして果たして持つのか。信頼と安定の定点無視に苛まれながら祈りをささげていました。定点の記録速報を頼りに、東京国際と5位争いをしていること、競り合いながらも前を走る中央そして駒澤との距離を詰めていることを確認し、いけるのか、いけないのかとはらはらしていたところ、スポーツ東洋さんから衝撃のツイートがもたらされます。「混戦抜け出し独立4位! 前の3位駒澤を追う!!!」そこは御成門を越え馬場正門を越え、ラストのパワーにおいて東洋で最も信頼できる清野君の庭ともいうべき距離でした。そして残り1キロ定点の中継、駒澤まで残り10秒足らずに迫る清野君の姿がそこにありました。おいかけて、追いついて、抜かれてゴール直前まであきらめずに競って、2秒差の4位で清野君は帰ってきました。復路スタート時、シード争いだろう、シード落ちしませんように、そんなことを祈っていたチームが、本当に3位が目前に迫るところで帰ってきました。清野君の記録は68分50秒で区間2位。当然のように東洋大新記録です。不安になってしまってごめんなさい。あなたはとっても強い子ですね。

さて、レースとしてはここまで一度も触れていませんでしたが青山学院が色々笑うしかない10時間43分台とかいうかっとんだタイムで優勝。9,10区の23キロ区間で67分台とか出されたら他大勝ち目無いんだよなあ!2位は順大。1,2区こそ出遅れましたがなんというか、強いね。3位は駒澤。あと2秒まで迫れたのになあ…!芽吹君の無事を祈ります。4位はうちで、5位はコツコツ走った東京国際が入りました。他シードは中央、国学院創価、帝京、法政まで。前回シードの東海、早稲田が予選会に回ることとなりました。また東海大は史上初めて総合タイム11時間切ってシード落ちしたチームとなり、超高速駅伝を印象付ける結果となってしまいました。今後もこの傾向が続くかどうかはわかりませんが、レベルが上がってきたことについてはもはや疑いようもないのでしょう。

 

この高速化時代に対応するため、選手は怪我をしないように、しかし追い込めるようにとギリギリを狙っていくことになります。各チームの監督や関係者はとにかく選手が悔いなく走れるように体制を整えてくれることを祈ります。

ちなみに金栗四三杯中央大学の1区吉居君、青山学院大学の9区中村君に贈られました。往復最古の記録を塗り替えた二人。何も文句はありません。今後の活躍を期待します。

 

 

というわけでだだだーっと書いていきましたがまとまりねえな!そして去年より東洋ばっかだな!まあいいか!

 

そんなこんなで今年もこんな感じでやっていきます。本年も良い年になりますように!よろしくおねがいします!!